BDOとは
BDO(Banco de Oro)はフィリピン最大の商業銀行です。 ATMの台数・支店数ともに国内最多で、マカティのCBD(中心業務地区)にも多数の支店があります。 フィリピンに長期滞在する外国人が最初に検討する銀行のひとつです。
外国人は口座を作れるのか?
結論:作れます。ただし支店・担当者によって対応が異なります。
私が口座を開設したのは2013年、マカティCBD内の支店です。 当時は英語で手続きを進め、特に大きなトラブルなく開設できました。 ただ、一度目に訪問したときは「追加書類が必要」と言われ、再訪したという経緯があります。 ネットで調べても情報がなく、現地スタッフに直接聞いて解決しました。
必要書類
私が実際に提出した書類は以下のとおりです。
| 書類 | 備考 | |------|------| | パスポート(原本) | 顔写真ページ+ビザページ | | パスポートコピー | 窓口でコピーしてもらえることもある | | 在留資格を示すもの | 就労ビザ・ACR-Iカード等 | | フィリピンの住所証明 | 賃貸契約書・電気代請求書など | | TIN(納税者番号) | BIR(歳入庁)で取得。ない場合は窓口に相談 | | 初回入金 | 最低預金額は口座種別による(当時は2,000〜5,000ペソ程度) |
TINについて
就労ビザがある場合、雇用主経由でTINを取得していることが多いです。 フリーランスや個人で活動している場合はBIRに直接申請が必要です。 TINなしで口座を作ろうとしたところ断られた、という話も聞いたことがあります。
口座の種類
BDOには主に以下の口座があります。
- Savings Account(普通預金):一般的な選択肢。ATMカード付き。
- Optimum Savings:金利が少し高い。最低預金額が高め。
- Passbook Savings:通帳型。法人や大口向けのイメージ。
- Checking Account(当座預金):小切手が使える。フィリピンでは一般的。
外国人の長期滞在者には Savings Account(ATMカード付き) が最も使いやすいです。
開設当日の流れ
- 支店に入り、総合受付で「口座を開設したい」と伝える
- 番号札を受け取り、窓口へ案内される
- 申込書(Account Opening Form)を記入
- 書類を提出し、コピーを取られる
- 初回入金
- ATMカードは即日発行の場合もあれば、後日郵送の場合もある
所要時間は1〜2時間。混雑していると半日かかることもあります。 平日の午前中・月初月末を避けるのがおすすめです。
開設後の使い勝手
良かった点
- ATMがフィリピン全国に多い
- インターネットバンキング(BDO Online Banking)が使いやすい
- BDO Remittanceで日本からの送金受取がスムーズ
不便だった点
- 窓口の待ち時間が長い
- 英語対応の水準が支店・担当者によって差がある
- オンライン手続きの一部は現地電話番号が必要
まとめ
BDOの口座開設は外国人でも可能ですが、書類の準備と支店選びが重要です。 マカティCBD内の大型支店は外国人対応に慣れているのでおすすめです。 開設後は使い勝手が良く、フィリピン滞在中の日常決済から投資資金の管理まで、 メインバンクとして7年間お世話になりました。