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BPI・BDO口座開設

BDOとBPIのキャッシュカード更新を同じタイミングでやってみた|手続きの流れと所要日数の違い

フィリピン訪問中にBDOとBPIのキャッシュカードを同時に更新した。BDOは当日30分で完結、BPIは書類不備も重なり新カードを受け取れないまま帰国。在住者・帰国者それぞれに向けて手順と所要日数の違いをまとめた。

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なぜカード更新が必要になったか

BDOとBPIのキャッシュカード(デビットカード)には有効期限がある。クレジットカードと同様に、カード表面に記載された年月を過ぎると使えなくなる。自分の場合、日本に帰国した後もBDOとBPIの両方の口座を維持し続けており、有効期限が迫ったタイミングでフィリピンを訪問することになった。

帰国後に口座を維持している理由は、PSE(フィリピン証券取引所)での投資を継続しているためだ。BPI Tradeを通じた株式投資の資金はBPI口座を経由しており、BDO口座は現地での現金引き出しや送金受け取りに使っている。口座を閉じる予定はなく、有効なカードを手元に持っておく必要があった。

今回のフィリピン訪問でBDOとBPIの両方のカード更新を同時に済ませようと考えた。どちらも口座開設支店に直接出向いて申請する形で、手続き自体はシンプルだと思っていた。しかし実際には、BDOとBPIで手続きの流れと所要時間が大きく異なり、BPIについては新カードを受け取れないまま帰国することになった。

BDOの手順:当日30分で完結

BDOは口座開設支店に直接訪問した。

  1. 窓口に「カードを更新したい」と伝える
  2. 書類に記入・署名
  3. その場で新しいカードを受け取る
  4. 支店内のATMでPINを変更する

窓口での待ち時間も含めて、トータル約30分で終わった。予約不要、即時発行。ATMでのPIN変更も流れの中で完了するので、手続き後すぐにカードが使える状態になった。

訪問時の詳細

訪問したのは平日の午前中だった。支店内は混んでおらず、総合受付でカード更新の旨を伝えると比較的すぐに窓口担当者に案内された。書類の記入は氏名・口座番号・署名などのシンプルな内容で、5分程度で終わった。担当スタッフが書類を確認し、その場で新しいカードを取り出して手渡してくれた。

新カードを受け取った後、担当者の案内に従って支店内のATMに移動した。旧カードを使ってATMを操作し、PIN変更の手順を進める流れだった。画面に沿って操作すれば迷う場面はなく、数分で完了した。PIN変更後にその場で残高照会を行い、カードが正常に機能することを確認してから支店を後にした。

BDOのカード更新で感じたのは、手続きの設計がシンプルだということだ。即時発行・当日完結という方式は、短期滞在で時間が限られている帰国者には特に助かる。

BPIの手順:3営業日後に再訪問が必要

BPIも同じく口座開設支店に出向いた。

最初の訪問

  1. 窓口にカード更新を申請
  2. 書類に記入・署名
  3. 「発行まで3営業日かかります」と案内される

BDOと異なり、BPIはカードの即時発行には対応していない。申請から発行まで3営業日かかるため、3日後に再度支店を訪問する必要があると案内された。最初の訪問時点ではBDOとの違いに気づいておらず、3営業日後に再訪することで問題なくカードを受け取れると思っていた。

3営業日後の再訪問

3営業日後に支店を再訪したところ、「書類に不備があり、カードがまだ発行できていない」と告げられた。初回訪問時の書類に問題があり、カード発行プロセスが途中で止まっていたとのことだった。何の不備だったかという詳細な説明を求めたが、窓口スタッフからは「申請書の内容に確認が必要な箇所があった」という説明にとどまり、具体的にどの項目が問題だったかは明確には教えてもらえなかった。この日もカードを受け取ることはできなかった。

モバイルアプリでキャンセル→再申請

窓口スタッフの案内に従い、BPIのモバイルアプリから一度カード申請をキャンセルし、改めて申請し直した。アプリのカード管理画面から申請中のカードをキャンセルし、再度新規申請を行う操作だった。画面自体はわかりやすかったが、この手順をその場で初めて行う状況だったため、操作に確信が持てない部分もあった。

再申請後もカード発行までまた3営業日かかるとのことだった。今回の訪問スケジュールにはその余裕がなく、新しいカードを受け取れないまま帰国することが確定した。

帰国後の対応

BPIの新カードを受け取れないまま帰国した。旧カードは有効期限が切れているため、フィリピン国内のATMで現金を引き出す手段がない状態だ。

ただし、BPIのオンラインバンキング(BPI Online)とモバイルアプリはカードなしでも引き続き使用できている。口座残高の確認、BPI口座間の振込、BPI Trade経由の株式投資。これらはアプリ上で完結するため、カードがなくても口座自体の運用は続けられている。PSE(フィリピン証券取引所)での株式投資はBPI Tradeを通じて行っており、売買・残高確認・配当の受け取りといった操作はすべてオンラインで完結するため、カードがなくても投資の管理には支障が出ていない。

一方で、フィリピン国内でBPI口座から現金を引き出したい場合は、次回フィリピンを訪問したときに窓口で新カードを受け取る必要がある。カードの発行が完了しているかどうかはアプリ上では確認できなかったため、次回訪問前にBPIへの問い合わせが必要になる見込みだ。問い合わせ手段としてはBPIのカスタマーサービス電話やアプリ内のチャット機能が使えるが、海外からだと電話の国際通話料がかかる点には注意が必要だ。

次回のフィリピン訪問時は、滞在初日にBPIの支店に立ち寄ることを最優先に動く予定だ。前回の経験から、BPIのカード発行は3営業日という前提で計画を組まないと同じ失敗を繰り返す。再申請後のカードが発行済みになっているという前提が成り立たない可能性もゼロではないため、到着日の早いタイミングで支店を訪問することが重要だと考えている。

手続きの比較

項目 BDO BPI
カード発行方式 即時発行(当日) 後日発行(3営業日)
必要な訪問回数 1回 最低2回(不備があればそれ以上)
書類不備時の対応 モバイルアプリでキャンセル→再申請
今回の結果 当日カード受け取り・PIN変更完了 新カード未受け取りのまま帰国
帰国者への影響 当日完結のため短期滞在でも対応可能 最低3営業日+不備リスクがあり短期では厳しい

在住者・帰国者それぞれの観点から

在住中の方にとって、BPIの3営業日という発行期間は通常それほど問題にはならない。時間に余裕を持って申請できるからだ。一方でBDOのように当日完結する方式は、手続きがシンプルで予定が立てやすい。

帰国後に口座を維持している方がフィリピン訪問のタイミングでカード更新を行う場合は、滞在日数との兼ね合いが重要になる。BDOであれば訪問当日に完了するが、BPIの場合は最低でも3営業日を見込む必要があり、書類不備が重なるとさらに日数が延びる。今回のケースのように、6営業日以上かかることも起こりうる。

フィリピンに数日しか滞在できない帰国者にとっては、BPIのカード更新は帰国前日や最終日では間に合わないリスクがある。訪問スケジュールを決める段階で、BPIのカード更新を最優先日程に組み込んでおくことが重要だ。

カード更新を予定している方へ

実際に手続きした経験から、事前に意識しておくとよい点をまとめておく。

  • BDOは当日完結を前提に動いてよい。特別な準備がなくても窓口で当日申請して当日受け取れる
  • BPIのカード更新は訪問初日か2日目に申請するのが絶対条件。発行まで最低3営業日かかる前提で逆算する
  • BPIの必要書類は事前にBPIのウェブサイトまたは電話で確認しておくと、書類不備による再訪問リスクを下げられる
  • BPIのモバイルアプリは事前にインストールして動作確認しておくことを強く勧める。キャンセル・再申請の場面でその場でアプリを使う必要が生じるため、アプリが入っていない・ログインできていないと余計な時間を取られる
  • 書類記入の内容はその場で落ち着いて確認しながら丁寧に進める。不備が後工程に響き、再訪問が必要になる
  • 短期滞在の場合はBDOを優先的に済ませ、BPIは余裕のあるタイミングで申請する

手続きの内容自体は両行ともシンプルだが、発行までの日数の違いが、訪問スケジュールに直接影響してくる。特に短期滞在の場合はこの差を事前に把握しておくことをおすすめする。

今回の経験を通じて感じたのは、帰国後も口座を維持し続けることの管理コストが思った以上にあるということだ。カードの有効期限管理・残高維持義務の確認・アプリのログイン状態の維持など、現地に住んでいれば自然と対応できることが、帰国後は計画的に動かないとそのまま放置されてしまう。フィリピン訪問のたびに銀行手続きをリストアップして計画を立てることが、口座を安定的に維持するために必要だと改めて感じた。

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